2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』では人気ゲーム『信長の野望』で有名なコーエーのシブサワ・コウ氏がCGの監修を手がけております。
コーエーCGの導入によって人物や城の位置関係がわかりやすくなることが期待され、とりわけ昔からのゲームファンにとっては、どこかで見たような映像にすんなり感情移入できるのではないでしょうか。
また、『真田丸』のオープニング音楽は、同じくコーエーの人気シリーズ、『三國志5』での音楽を担当し非常に評価が高かった服部隆之氏です。
つまり、『真田丸』と『信長の野望』は浅からぬ関係があるわけです。
そこで、『信長の野望』の全作品で真田信繁(幸村)がどのような能力値なのかを確認しつつ、昔を懐かしんでいきましょう。
幸村の数字だけを載せてもわかりにくいので、比較の対象として父:昌幸、兄:信幸、徳川家康を載せています。
目次
戦国群雄伝(1988年12月発売)
作品としての評価:B
信長の野望シリーズではじめて「武将」という概念が導入されたのが本作です。そのため、各武将の評価も試行的なところが多く、たまにあれっと思うような能力値の武将もいます。
また、武将の能力の二極化が激しく、有名どころの家臣はスーパーマンばかりで、マイナー大名のところは凡将だらけという状況であり、ゲームバランスの粗さが目立ちました。さらには東北と九州の存在自体がないため、伊達や島津は登場しませんでした。
しかし、「武将」という革新的な概念の導入により信長の野望の評価を高めた作品ということができるでしょう。
真田幸村への評価:B
それでは早速、真田幸村の能力を確認してみましょう
政治 | 戦闘 | 魅力 | 野望 | 部隊 | |
---|---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 89 | 96 | 79 | 81 | 騎馬 |
真田信幸 | 未登場 | 未登場 | 未登場 | 未登場 | 未登場 |
真田幸村 | 77 | 90 | 79 | 70 | 騎馬 |
徳川家康 | 94 | 85 | 96 | 83 | 騎馬 |
能力値は上限が100です。真田幸村は90と、なかなかの数字ですがちょっと物足りない数字にも見えるのではないでしょうか?
これには2つの理由が考えられ、1つは先ほども述べましたが、武将の能力値を設定するという行為自体が発展途上でバランスが甘かったということ、2つ目は「戦闘」という項目が、戦(いくさ)での武勇を示すのか、大局的な頭の良さ(智謀)を示すのかあいまいだったことが挙げられます。
例えば幸村の父、昌幸の戦闘は、本作では96です。実績で言えば確かに父:昌幸のほうが上ですが、最近の信長の野望ファンからしてみたら、ちょっと違和感のある数字ですよね。
真田信幸は、ハード的な容量不足のためか本作には登場しません。
武将風雲録(1990年12月発売)
作品としての評価:A
信長の野望シリーズの中でも、非常に評価の高い作品です。前作で不安定だった能力値のバランスも適正化され、マップもほぼ全国が表示されるようになりました。また、最近ではあたりまえとなった茶器や鉄砲、鉄甲船といった概念も本作から登場しました。
一方でその鉄砲や鉄甲船が強力すぎて、ゲーム終盤に有力武将が鉄砲100で本丸に立て篭もると撃破するのが非常に難しいという問題がありました。
今からプレイするとさすがに古さは感じますが、いまなお根強いファンが居るのも事実です。
真田幸村への評価:S
政治 | 戦闘 | 教養 | 魅力 | 野望 | |
---|---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 87 | 90 | 78 | 76 | 75 |
真田信幸 | 77 | 69 | 72 | 69 | 50 |
真田幸村 | 75 | 97 | 69 | 80 | 77 |
徳川家康 | 95 | 88 | 85 | 96 | 82 |
戦闘の能力値が96を越えると、内部的な補正がかかり圧倒的な攻撃力を発揮しました。そのため、本作での幸村は、武田信玄、上杉謙信とともに優遇されているスーパーな存在となっています。
出生が遅いため、残念ながら幸村が登場する頃には天下統一がほぼ定まっているおり活躍の余地はほとんどありませんが、幸村ファンにはおすすめの作品です。
本作から兄の信幸が登場しました。「凡将扱い」とまではいいませんが、能力的には残念ながら第一線で活躍するのは難しいと言わざるをえないでしょう。
覇王伝(1992年12月発売)
作品としての評価:D
本作から領土が国単位から城単位へと細分化されました。また、武将の忠誠度は明示されず、「論功行賞」で知行を与えることにより家臣の忠誠を得るという史実に近いシステムが採用されました。
非常に野心的なシステムでしたが実は面倒なだけであり、領土が大きくなればなるほどさらに作業量も増えて、全国を統一するまでに飽きて放り出すゲーマーが続出しました。
テンポの悪さも相まって、評価はイマイチな作品です。
真田幸村への評価:A
政治 | 戦闘 | 智謀 | 采配 | 野望 | |
---|---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 92 | 79 | 93 | 91 | 89 |
真田信幸 | 81 | 68 | 37 | 83 | 47 |
真田幸村 | 62 | 98 | 81 | 100 | 10 |
徳川家康 | 95 | 88 | 85 | 96 | 82 |
本作では「戦闘」と「采配」に細分化されました。ひらたく言うと、「戦闘」が攻撃力で「采配」が防御力です。幸村の采配(防御力)は100となっています。「真田丸」を築いて徳川勢に大損害を与えた幸村の鉄壁の防御力が評価されていると言っていいでしょう。
天翔記(1994年12月発売)
作品としての評価:S
本作では武将の育成がクローズアップされました。武将の能力の最大値はこれまでの100から200へと変更になり、武将にいろいろな経験を積ませることで経験値をためて各武将に設定された上限値まで育てるという楽しみができました。
とりわけ「暗殺」を実行すると大きな経験値が得られたことから、ゲームスタートと同時に近隣諸国の計略にかかりやすい雑魚武将が次々に姿を消すという怪奇現象が発生しました。
天翔記は、育成をしっかりとすれば無名の武将でも第一線で活躍できることから、育成好きには評価の高い作品ですが、有力武将が成長しきってしまうとゲームバランスが崩壊するという欠点もありました。
また、非常にコンピューターが好戦的なことでも知られ、内政や育成にばかり夢中になっていると、いつの間にか大勢力が迫ってきているという、これまでにない緊張感を味わうことができました。
また、本作から軍団システムが採用され、配下武将に領土を区分けして委任できるようになりました。
まだまだコンピュータの動きは頼りないものでしたが、しっかりとお膳立てさえすれば、前述のとおりコンピューターは好戦的なので、ターンを経過させるだけで全国を統一してくれるというテンポの良い作品でした。
一般的に歴史ゲームの欠点として、全国統一が見えてくると緊張感がなくなり作業的になり飽きてしまうという欠点があります。本作ではその飽きやすい後半部分をコンピューターに任せることができ、慣れれば全国統一まで数時間程度だったので、私自身もかなりやりこんだ作品です
総じて、評価の高い作品といえます。
真田幸村への評価:A
政才 | 戦才 | 智才 | 特技 | |
---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 180 | 164 | 196 | 弁舌 流言 扇動 |
真田信幸 | 164 | 150 | 136 | なし |
真田幸村 | 120 | 196 | 178 | 挑発 |
徳川家康 | 194 | 186 | 188 | 流言 流出 一喝 |
記載しているのは各武将の上限値です。幸村の戦闘才能は圧巻の196です。
しかし、登場年が遅いうえに前述のとおりテンポの良い作品なので、幸村が成長するまでにゲームが終わってしまい活躍する場面はありませんでした。
将星録(1997年3月発売)
作品としての評価:B
合戦と内政が一枚絵のグラフィック上で行われるという、いわゆる「箱庭」作品の第一弾。どのように城下町を開発していくかという都市計画を考える楽しみができた反面、領土を拡張するたびに合戦で荒れ果てた街を開発しなければいけないという面倒臭さがありました。
前作「天翔記」でのテンポの良さはすっかり消え去り、武将数や城の減少などもあいまって売上も前作を下回りました。
真新しさはあったが、最初だけ楽しいという評価もいまひとつな作品です
真田幸村への評価:B
政治 | 戦闘 | 智謀 | 特技 | |
---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 91 | 78 | 97 | 商業 登用 騎突 |
真田信幸 | 86 | 74 | 81 | 農業 商業 外交 登用 騎突 |
真田幸村 | 53 | 98 | 89 | 建設 登用 騎突 |
徳川家康 | 99 | 94 | 93 | 農業 商業 建設 外交 登用 三段 焙烙 抜穴 |
幸村の戦闘は98(上限は100)だが、本作は他の武将の能力がインフレ気味であり、相対的に幸村の能力は弱体化しているといえます。
本作は内政の処理能力が重要になるため、文官タイプの武将にも光があたった作品といえます。信幸は内政関連の特技も多数保有しているため、信幸ファンにはおすすめ。
烈風伝(1999年2月発売)
作品としての評価:A
将星録の「箱庭」要素を継承し、将星録の正統進化版ということができます。
各国の開発能力や城の堅牢性がビジュアル化されているため、単に数字の上昇だけにとどまらない立体性があった。そのため内政好きには特に評価が高いといえます。
コンピューターの思考能力が弱く、物足りないという意見はあるものの、総じて評価の高い作品。
真田幸村への評価:B
政治 | 戦闘 | 采配 | 智謀 | 特技 | |
---|---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 88 | 68 | 93 | 94 | 商業 建設 登用 外交 騎突 |
真田信幸 | 83 | 62 | 78 | 72 | 農業 商業 登用 外交 騎突 |
真田幸村 | 49 | 97 | 98 | 86 | 建設 登用 騎突 |
徳川家康 | 99 | 84 | 96 | 88 | 農業 商業 建設 登用 外交 三段 焙烙 |
戦闘(攻撃)と采配(防御)に再び細分化された。前作「将星録」での能力のインフレ傾向は沈静化し、それに伴ってもともと高止まりだった幸村の能力は、実質的に強化されました。
特技についても特筆すべきところはなく、前作からの微調整程度です。
徳川家康には文武両面の特技が充実しており、さすが天下人と思える能力値です。
嵐世記(2001年2月発売)
作品としての評価:D
シリーズ初のリアルタイム制が導入されました。当時流行していたマイクロソフト社の「エイジオブエンパイア」シリーズのようなリアルタイム戦略ゲームのいいとこ取りができればよかったのですが、じっくりと腰を据えて楽しむというシミュレーションの醍醐味が犠牲になっただけでした。
また、国人衆や寺社、海賊といった「第三勢力」が導入されたが、この第三勢力が無敵で強すぎるうえ、争いを避けるためには施しをし続けなければいけないという理不尽さがありました。
合戦にも理不尽なところが多く、残念ながら評価は芳しくありません。
真田幸村への評価:A
政治 | 采配 | 智謀 | 野望 | 特技 | |
---|---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 87 | 88 | 86 | 89 | 引抜 奉仕 混乱 守戦 |
真田信幸 | 71 | 60 | 67 | 43 | 改修 奉仕 守戦 説得 |
真田幸村 | 44 | 89 | 84 | 16 | 登用 影 軍神 突撃 |
徳川家康 | 89 | 87 | 85 | 99 | 貿易 奉仕 影 槍衾 |
「影」は武田信玄、徳川家康、真田幸村、「軍神」は上杉謙信、上杉景勝、真田幸村のみが保有するレア特技です。保有武将の顔ぶれを見ても、幸村が優遇されているのがよくわかります。
蒼天録(2002年6月発売)
作品としての評価:D
本作は配下武将でプレイできるというのがウリでしたが、残念ながら自由度は低いものでした。
前年に発売された太閤立志伝IVの配下プレイシステムが好評だったこともあり、どうしてもその比較になってしまい評価が低い作品といえます。
内政も淡白で、配下を奉行に指定したらあとは数字が毎月上がっていくだけというものでした。
真田幸村への評価:C
政治 | 統率 | 知略 | 特技 | 策戦 | |
---|---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 82 | 88 | 86 | 弁舌 | 虚報 修復 挑発 |
真田信幸 | 74 | 59 | 68 | 農業 | 焙烙 迎撃 放火 |
真田幸村 | 37 | 90 | 85 | 改修 | 虚報 挑発 迎撃 |
徳川家康 | 90 | 87 | 82 | 農業 | 虚報 焙烙 迎撃 |
本作では、幸村は特別扱いされていません。特別な特技もなく、武勇に優れた武将の一人といった位置づけです。
天下創世(2003年9月12日発売)
作品としての評価:C
再び箱庭システムが採用され、内政にスポットが当たるようになりました。
3Dグラフィックの一枚絵が採用され、綺麗なグラフィックがウリでしたが、高いパソコン性能を要求され合戦にも時間がかかるという欠点もありました。
さらに言うと、3Dなので360度回転することができましたが、南を上にして地図を見たところで自分が混乱するだけであり、結局のところ2Dと大差はありませんでした。
終盤のダレる展開への対策として「決戦」システムが採用され好評でした。全体的な評価としては、まずまずといったところです。
真田幸村への評価:A
政治 | 統率 | 知略 | 教養 | 特技 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 81 | 87 | 86 | 71 | 槍衾Lv1 | 混乱 鼓舞 |
真田信幸 | 74 | 63 | 62 | 65 | 斉射Lv1 | 収拾 |
真田幸村 | 36 | 90 | 81 | 63 | 突撃Lv2 | 軍神 挑発 |
徳川家康 | 90 | 85 | 84 | 72 | 突撃Lv2 | 神速 鼓舞 |
真田幸村の「軍神」は、一定範囲内の敵部隊の士気を下げつつ自分の攻撃力が上がるという、ゲーム中最強戦法の一つでした。上杉謙信、立花道雪、真田幸村しか保有していない戦法で、特別待遇です。
革新(2005年6月22日発売)
作品としての評価:S
本作のテーマは「技術革新」。武将を一定期間研究に従事させ技術の習得を図るというもので、リアルタイム制と非常に相性が良いものでした。
有力大名家には独自技術が用意され、真田家の「真田丸」は、籠城しているときに闘志と戦法の威力が上昇するというものです。
真田丸を取得する頃には大大名になっているはずなので、攻められるということがほとんどなく、どちらかと言えば使えない部類の独自技術でした。
コンピューターの思考も改善され、全国統一への最後の締めを委任軍団に任せることができるので非常にテンポの良い作品と言えます。
プレイするならバランス調整されているパワーアップキット版(pk版)がおすすめです。革新パワーアップキット版は非常に評価が高い作品です。
真田幸村への評価:B
統率 | 武勇 | 知略 | 政治 | 戦法 | |
---|---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 97 | 76 | 98 | 91 | 火牛計 |
真田信幸 | 76 | 69 | 70 | 86 | - |
真田幸村 | 105 | 100 | 89 | 36 | 乗崩 |
徳川家康 | 95 | 89 | 94 | 100 | 治療 |
幸村の戦闘が105となっているのは、本作から上限が120に変更されたためです。甲冑などのアイテムを装備することにより、上限を超えてさらに強化することも可能でした。
昌幸の「火牛計」は敵の複数部隊に大打撃を与え、なおかつ混乱させるというゲームバランス崩壊寸前の凶悪能力でした。智謀の高い武将に活躍の場が多いので、昌幸ファンにおすすめの作品です。

本作あたりから真田の家名を残した信幸の能力が徐々に再評価されてきました。優れた政治力をもった名将といえる能力値です。
天道(2009年9月18日発売)
作品としての評価:A
前作「革新」で好評だったシステムを踏襲した作品。テーマは道で、道を敷設しながら進軍することで集落単位での奪い合いが可能になりました。
一見すると自由度が高そうですが、道を敷設できる場所は限られており、蛇行した道を作ることが無意味で戦略性もあまり高くはありませんでした。
真田家の独自技術は、前作の「真田丸」から「六文銭」に変更になり、全部隊の闘志が上昇しやすくなるという強力なものでした。
作品自体は「革新」システムなので、無難に仕上がった楽しめるものとなっています。私も何十回とクリアしましたが、期待も高かっただけに革新PKほどの評価を得ることができなかったといえます。
真田家でプレイするなら、「シナリオ5 夢幻の如く」がおすすめです。初期設定で「イベント有り」にしておかないと本能寺の変が発生せず、難易度が跳ね上がるのでご注意ください。
真田幸村への評価:S
統率 | 武勇 | 知略 | 政治 | 特技 | |
---|---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 97 | 76 | 98 | 91 | 火牛 |
真田信幸 | 80 | 62 | 75 | 88 | 鼓舞 |
真田幸村 | 98 | 108 | 89 | 36 | 影突 |
徳川家康 | 96 | 87 | 94 | 100 | 鉄壁之備 |
幸村の「影突」というのは影武者突撃という独自戦法で、実際にそんな戦法を使ったのかはともかくとして騎馬系の最強戦法でした。
前作で猛威を振るった火牛計は大幅に弱体化され、物理攻撃戦法の威力が増しました。そのため、幸村などの武勇に優れた武将にスポットライトが当たりやすい作品で、幸村ファンにおすすめです。
また、本作では信幸の能力が大きく上昇しました。
創造(2013年12月12日発売)
作品としての評価:B
内政と個々の戦闘を大幅に簡略化し、大局的な戦略が重視されるゲームになりました。前2作(革新、天道)とあまりに傾向が異なるため戸惑いの声も多く、評価が大きく分かれている作品です。
数の力が重要視されるようになり、人口や兵力の多寡が大きく戦局を左右するようになりました。上杉謙信や幸村といえども、数で勝る相手に打ち勝つのはこれまでの作品ほど容易ではなくなりました。ある意味現実的になったともいえるが、お気に入り武将で獅子奮迅の活躍をするような爽快感はなくなってしまったといえます。
真田幸村への評価:B
統率 | 武勇 | 知略 | 政治 | 戦法 | |
---|---|---|---|---|---|
真田昌幸 | 94 | 85 | 98 | 83 | 詭計百出 |
真田信幸 | 84 | 69 | 86 | 83 | 用心 |
真田幸村 | 92 | 99 | 82 | 43 | 咆哮 |
徳川家康 | 99 | 86 | 90 | 94 | 三河魂 |
昌幸の「詭計百出」(きけいひゃくしゅつ)とは、「次々に計略を打ち出す」といった程度の意味合いの造語で、ゲーム中では最も有効な戦法の一つでした。
一方で、真田幸村は武勇に優れるものの特別な能力があるわけでもなく、優秀な武闘派武将の一人という位置づけでした。
まとめ
個々の作品への思い入れが強すぎて、書いているうちに長文となってしまいました。
純粋ゲームなら革新パワーアップキット版
総括しますと、純粋にゲームとして楽しみたいのであれば、革新パワーアップキット版がおすすめです。独自技術として「真田丸」が習得できます。智謀系武将が優遇されており、「お父ちゃん強すぎ・・」と思わずつぶやいてしまうことでしょう。
幸村無双なら天道パワーアップキット版
また、真田信繁(幸村)の獅子奮迅の活躍により、真田家が戦国の動乱を生き抜くのを楽しみたいという人には天道パワーアップキット版をおすすめします。「シナリオ5 夢幻の如く(イベント有り)」では、強国に囲まれたなかで優秀な家臣団を使って領土を拡大する醍醐味を味わうことができます。
天下無双の真田幸村がいるとはいえ、初心者がいきなりプレイするには条件が厳しいので、地理的に有利な島津家あたりでプレイして感覚をつかんでから挑戦することをおすすめします
まとめのまとめ
両作品とも発売から数年経っており、廉価版が発売されて手ごろに入手できます。
時代背景や配下武将のおさらいにもなり、大河ドラマ「真田丸」をより楽しむことができるのでぜひプレイしてみてください。
信長の野望は3、4年周期で発売されているので、次回作が出るとしたら2017年ごろでしょうか。待ち遠しいものです。
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